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読売新聞の記事で気になったので。

大事に使うことは大切です。


http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0708news-j/0823-1.html
この件については三洋電機に非があるとすれば、事故を公表するタイミング。
類似事故を防ぐためには。
買取回収までは押し付けたくはない。

被害にあった方への補償は除いて(あれこれいえる立場じゃない)

80代といえば、大正生まれ。
仕事で大正生まれの方と接したが、自分とは考え方が違いすぎると感じたことが、
「モノを大事に使うこと」

「モノには賞味期限がある」というギャップ。

最近になって、戦後のモノが溢れていることに違和感を感じるようになったけど、
それでも性根は、「モノには賞味期限がある」という発想。

全壊以外で買い換えない理由で思いつくのは、「買い換える金がない」ぐらいの発想しかない。

「モノを大事に使うこと」によって、自分以降の世代が生き残る時間を残してくれた。
その代わりに、分たちが生き残る時間を減らしてしまったのか。

「モノには賞味期限がある」という発想なら、使うことをやめて生き延びたのか。
その代わりの代償として・・・

車を買い換えることを考えなきゃ。
自分の車は特段トラブルは起こっていない。
ただ、燃費や環境負荷の尺度からはよりクリーンな基準で設計した車を使うほうが
いいと考えている。

このまま大事に乗り続ける価値観と、どちらがいいのだろうか?

だれのためだ?

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30年以上前の三洋製扇風機で火災24件、死者も2人

 三洋電機は23日、東京都足立区で20日に発生し、80代の夫婦2人が死亡した住宅火災の火元が、1970年の同社製扇風機「EF―6EZ」だったと発表した。


 東京消防庁の調査で判明した。

 三洋によると、他の品番を含め、製造から30年以上たった同社製扇風機が原因とみられる火災は2000年からこれまで24件あり、足立区の火災を含め2人が死亡、2人が軽いやけどを負っているという。

 三洋は、30年以上前に製造され、現在使われている扇風機約100機種の使用中止を呼びかける。

 2件の負傷事故は同型の扇風機で00年9月と06年7月に起きた。三洋はけがのなかったケースも含め経済産業省にすべての事故を報告したものの、公表していなかった。

 扇風機は15年程度の使用を想定して設計されている。長期間使用すると、モーターなどの劣化により発煙や発火の恐れがある。

 使用中止を呼びかける扇風機の品番は25日朝までに同社のホームページ、25日付の主要新聞に掲載する。30年以上前に製造された三洋製品は約670万台あり、このうち現在でも使用されているのは6000〜7000台とみられる。問い合わせ先は「扇風機相談室」((電)0120・34・0979)。三洋は「新日本電気(現・NEC)」「ゼネラル(現・富士通ゼネラル」ブランドの一部扇風機も生産しており、両ブランドの製品についても相談に応じる。

 三洋電機が使用中止を呼びかける扇風機の品番は以下の通り。

 EF―6NZ、EF―6NZY、EF―8EF、EF―6DZ、EF―6DA、EF―6HJ、EF―6EZ、EF―6YA。NEC製はNF―30RL、NF―30RD。富士通ゼネラル製はEF―613。このほか、火災の火元となったが機種不明のケースが3件ある。
(2007年8月23日23時56分 読売新聞)